2020.10.07
衰退する人のアレやコレ
しんごコーチです。おはようございます。
最近、私は釣りを始めたのですが、その中でもマイナーなヘラブナ釣りというのを始めたのです。
どうやら釣りの世界には「フナに始まりフナに終わる」という言葉があって、童謡にも「小鮒釣りし、かの川」とあるように子供の頃に初めて小鮒を釣って、高齢になると大物狙いは体力的にもキツイという所からウキの微妙なタッチを見極めるヘラブナ釣りになる・・・多分そんな感じです。
でね、釣りのおじいちゃん達は外来魚から在来種を守りたい気持ちを皆さんお持ちだったり、若者にヘラブナ釣りを継承したいという方がほとんどです。
↑ここまでは良い話です。
・・・私は好きなことを仕事にしていきたいタイプなので、ヒョンなことから釣り堀を辞めようとしているおじいちゃんに会うことになり、経営をするかどうかの話し合いになりました。
ただ、どうしてもくだらん常識というか伝統みたいなものが強すぎてそりゃ衰退するでしょ!ということを感じたので書いてみようと思います。
・各池には管理人的な主が居てそこでヘラブナを釣るには何回も顔出しをして、主から誘われ→草刈りを条件にされる→だから誰もやろうとしない
・若いということだけでダメと言われる→経営に関係ない
・ヘラブナ釣り歴が短いと言われる→経営に関係ない
・釣友会みたいなサークルに入らないと利用できない→狭い世界の経営になる(ターゲットを絞るとかでもない)
・赤字に対してお金じゃないと言い切る→じゃあなんでお金にならないから辞めるって言うの?って話
・ヘラブナ保存会を無料で運営しようとする→何を元手に活動すんだ?
・ヘラブナを広めたいのにそれとは逆行する無意味な慣習がある→それが無ければお金なんかなくてもいける話
・最後だから2000円を500円でやってるんだ!を美談で話す→美談じゃない
こんな所でしょうか。
そして、コレ語弊を生むかも知れませんが、ご高齢の為なのかなんなのかメンツだけは絶対に潰したくないというのがヒシヒシと伝わってくるのですね.
経営とヘラブナを守り、釣り師も広げたい!けど一番は俺のメンツ!!!
あ~~~~終わってしまうのも頷けるな。と。
私は、別に業界を変えた訳じゃないですが、「業界を変えるのは余所者か馬鹿者」という言葉を信じて、ボクシングもほぼ素人・爬虫類もヘビを触れない所から無知識で始まりました。
今となっては苦労と言えば苦労だったのかな??と思いますが、当時は調べることが楽しくて仕方ない・結果が出ていくことが楽しいという気持ちだけですし、素人ならではの捉われないメリットを感じる方が多かったので、正直、もっと勉強をしてくれば良かったなんて思ったことは一度もありません。
そもそも昔取った杵柄でやってる人を抜くことなんて私じゃなくても一瞬だろという話です。
でね、ダイエットに挫折する人。
完全にこういう↑のタイプなんですよ。
・自分の問題点もわかってる
・良い思考も持っていない訳ではない
・でも、くだらん自分ルールを捨てきれない
・その根っこにあるのが自分のメンツ
・メンツにしがみ付いてる間に他の事が取り返しが利かなくなる
自分を強く持つことがダイエット成功の秘訣ですが、自分の中の要らない部分はサッサと捨て去る能力も成長には必要なのです。
最後に、金じゃない!というのは無料でやることや格安でやることが良しとされている帰来がありますが、私はそういう考えが大嫌いです。
例えば、10000円のモノを渡したら10000円は貰わなければいけない訳で、じゃあアナタは自分の仕事をボランティアでやれ!それがお金じゃない良い人なんだろ!!となれば誰もやらない訳なのですね。
あとは、ボランティアにしても何にしても自分の中にお金以外の報酬があるからやる訳なのです。
「ダイエットジムなら10000円でこんなに痩せるの?」の部分で結果を出せるかどうかがお金じゃない部分な訳です。
こういう何でもかんでも無料なら良い安ければ良いという考えが狭い世界を作りだしているんだなと思った次第でございます。

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