2025.06.09
黒飴の歌って舐めたらアカンでしたね
ワタシ、後藤さんのボクシング論は世界でも指折りのというか、ロジャー以外で後藤さんにボクシング論に勝てる人は本気で居ないと思っていますのよ。
むしろパラボックスを発明した時点で並ぶどころか追い越してはいて、負けている部分で言ったらチャンピオンが居るかどうかの実績のみです。
プロで世界チャンピオンを作ったかどうか?を判断基準にした場合→後藤さんって何でもない人なのですね。
ただ、私は爬虫類もダイエットもボクシングも素人だったわけなので、そこに意味や価値を感じていないのです。
言っているボクシング論が本物かどうかしか見ていません。
卓越した先見性には未だ毎度驚愕させられているくらいです。
さて、後藤さんのパーソナルを受け付けていますが、元教え子を筆頭にチラホラ依頼が来ています。
その中で残念だなと思うことが有ります。
一応ね、私が雇い主で後藤さんが従業員→そして、パーソナルはジムの料金体系の1つですよとアナウンスしています。
その中から、会社に入れる分と後藤さんが受け取る分で配分しているのですね。
後藤さんも「今までのように趣味で教えているのではなく仕事として教えるから、以前までの値段では出来ません」ということを伝えてくれたのだそう。
料金は次回から2時間12,000円です。
あくまで時給ではない、これまでの後藤さんの背景からくるエンジョイスタイルに対する報酬という視点から見ても、卓越したボクシングが学べて2時間マンツーマンですから、私は安いと思っています。
更に後藤さんは、なぜ今までの料金でやらないかの説明もしっかりしてくれているのですが、その理由が下記になります。
・豊岡さんが僕の技術を安売りさせたくない、それでは後藤さんにとってもジムにとってもマイナスであり、依頼者にとっても勘違いが加速するだけとわかっていると言ってくれています。
・毎週、遠い福島から来てくれていた豊岡さんや聖也に申し訳が立たない。
・マダールのミットを安売りしないのは確固たる信念があるからだと言っていて、高いと思うなら買わなければ良いし、高いと思うならそれまでの感覚ってこと。それはエンジョイも同じだなと共感しています。
そんな感じで言ってくれたのだそうですよ。
私みたいな者に敬意を払って尊重してくれていますし、私も尊敬し敬意を払っています。
だからこの関係性なんだと思っています。
で、上記を一通り後藤さんが話した一言目で「2人で12,000円にならないですか?」
何聞いてたの?と思うくらい面白いくらいに話が通じないのだそう。
更に、「戻ってきてください」
更に「後藤さんが独立してください」
更に「大手からデビューはさせますが練習は後藤さんで」
どれだけ何も見えていないかがわかります。
後藤さんは今回で吹っ切れたそうです。スッキリしたと。
エンジョイエンジョイ、後藤さん後藤さんと言っていながら、その実なにを考えているかが明らかになったと言っております。
あのね、私がこれまで何を後藤さんに伝えたかですが…
・最初はエンジョイに見向きもしなかったヤッチに擦り込みに擦り込みを重ねて、これがわからんなら勝手にしろと突き付けた
・練習は後藤さんの言う通りをその時点でのMAXで100%やってきた
・料金をもっと払わせてください
・お金を受け取らないなら、せめて食事くらいご馳走させてください
・来てくださいの一言を言うために後藤さんの動画もブログもツイッターも食事での会話も一字一句逃さないように吸収して「コイツはわかってる」と思っていただけるように努めた
・後藤さんが自由にやれるジムにするために加盟金も家も車も職も給料も用意しますので何とか来てください
・大手なんか関係ありません。後藤さんのボクシングをやって負けてもそれはエンジョイを理解していなかったということだぞとヤッチに擦り込んでいます
その人が後藤さんに言って除けた全て逆をやってきたんですね。
そもそもの話をすれば、後藤さんは後藤さんの持つエンジョイのグループラインに何故に福島に来るか??という投稿をしているのですよ。
後藤さんは、エンジョイスタイルというのはボクシングを真剣に考えている者が最後には必ずここに行き着くという海みたいなものだ!と言っています。
緩やかな流れ、急流、高低差、途中の淀んだ池に迷い込むことなく、動き続ければ必ずどんな水も海へと辿り着くんだと。
ただ、私はそこに対して100パ-セント同感なものの、問題点としては加盟しなければ?海に行き着いたボクサーも加盟ジムへと上陸してしまって、また作り変えられる現状があるということ。
これを解決するにはジムを作ることと日本でやらない事を提案したのですね。
これに後藤さんが納得をしてくれたことで今に至り、後藤さんのエンジョイグループにも明記していますのよ。
ですから、私は後藤さんのエンジョイっ子もヤッチも私もWINWINWINになると思ったのですが…
実際、こうなれば誰も移り住んで来ない訳ですし、毎週来ることも無い訳です。
来ないということはエンジョイの理解が足りないというだけ。
これは需要が無いとか弱いとかではなく、後藤さんのボクシングが時代を先取りし過ぎているが故にというだけの話なのですね。
移り住んで来れば良いだけ。。。63歳の後藤さんも移り住んだわけですので→ただただただただ後藤さんに習いたいなら来れば良い それだけの話で御座います。
それを遠い・お金かかる・職場が・家族が・時間が・・・と言い訳を並べる時点でもう話になりませんのよ。
少なくとも私とヤッチは毎週の往復と練習を合計10時間を当たり前と思ってやってきましたので。
↑来れば良いだけ という前提の上でレベルを下げて話します。
後藤さんを本気でプロだと思い、敬意があるのならば→埼玉に戻って来て!埼玉で独立して!と仮に言うとしても、お金の部分は俺がしっかり〇〇で〇〇します。
そこがまずは大前提だと思うのですよ。
・教えて欲しいけど半額で
・戻ってきてほしいけど実費の話は無し
・独立してほしいけど実費の話は無し
・技術は後藤さんだけどそれ以外はコッチでやる
結果的に、後藤さんのボクシング技術だけを掻い摘み、安く教えてくれるおじさんくらいの感覚なのだなとわかる訳です。
何故、後藤さんが、純度100%のボクシング、まじりっけの無いボクシング、精神性を重んじるか??
これがまるでわかっていない、そのことこそが後藤さんが今までのヨシミを捨ててまで、福島行きを提案した時点で出会って半年強の私達が居る福島に来た理由なんじゃないですかと。
でね、もっと言えばね。
正直、私はジムの責任者という立場ですから→「値切ろうとしている?引き抜こうとしている?そんな客は出禁ね」というメール1通で終わる話なのですね。
ドライな言い方をすれば、私には後藤さんの教え子に情はありませんし、後藤さんも自分でおっしゃりますが、情にほだされる部分があると言っていますのでね。
後藤さんの経営していたジムでの失敗と言っていますが、情の深さに胡坐を掛かれては元も子もありませんので、私はそこは冷静に見ていて、必要であれば後藤さんを守らなければと思っています。
後藤さんってね、私のダイエットジム時代と同じでして、、、
頑張ります!!と言われれば信じてしまうのですよ。
任せろ!後悔はさせんし結果も出したるわい!!!って、すぐになっちゃうんですね。
アホほどそこに胡坐をかいて好き勝手言い出しますし、なんとかわかってほしい!そこさえわかればアナタは一気に行くんだ!と思ってのハッキリ言った一言で「怖い・キツイ・寄り添ってない」とか言い出しやがりますからねww
それがどれほど残念無念か?もうどうにでもなっちまえ!と思っても、見捨てきれずにいることのストレスは重々理解しております。
もうそんな機会に後藤さんを晒すわけにはいかないのですね。
というわけで…従業員が安く買われそうになり舐めた話をされているのですから、従業員を守るためにそれをするのは当然の話ですからね。
さて、私はこういう話なると予想しておりました。
確実にそうなると分かり切っておりました。
やっぱりね、後藤さんが福島エンジョイジムの所属になるということを知っていて、後藤さんにだけ挨拶をするのですよ。
その時点でパパパっと見えるじゃないですか。
後藤さんに促されメールが来ました。
俺は後藤さんにだけ習えれば良い!お前はどうでも良い!!そんなことわかってますけども、ソレ全快すぎて不愉快だな~と感じるメールでした。
私はその人と会ったことも話したことも有るのですよ。
むしろ、その人と「後藤さんを囲む会」をやりましょうと言っていたくらいですが、今となればイザとなると理由を付けて開催しなかった理由がわかります。
ワタシ、自分のポンコツさは自覚があります。
なーーーんも興味ないですし、人に誇れるものどころか人に言えない過去の数々です。
ですから偉ぶりたい訳でもないですし、立てて欲しいとかの話じゃないのですがね、、、当然の話として「今度お世話になります」の一言も無いことには違和感なのですね。
話を聞けば、後藤さんを食事に誘ったことも一度も無いと、、、
後藤さんに習えればそれで良い からの 後藤さんからは技術だけ貰えれば良い からの お金を払って労力を掛けてきているのはコチラだ。
これが見え見えじゃないですか。
ヤッチと言っておったんです。
久しぶりに後藤さんに会いに来て手土産の1つも無いのだろうねと。
その通りになりましてね。
後藤さんが寂しそうに言っておりました。「そういえば福島で頑張ってくださいねの一言も無かったな。。。」
「今日で吹っ切れました。スッキリしてます」
自分が目をかけていた選手に、まるで何も伝わっていなかったと思い知らされたとき
自分が目をかけていた選手の親に、まるで何も伝わっていなかったと思い知らされたとき
自分が目をかけていた選手に、最後のよしみと思って話したことが通じなかったとき
そういうときの気持ちは痛いほどわかります。
「今日で吹っ切れました。スッキリしてます」
そう軽く言ってくれた理由に「福島でこんなに歓迎されると、嫌でも比べてしまうし、こんなにわかってくれる人達とやれるからいいよと思えます」
そう言ってくれたことで後藤さんが傷つくことなく吹っ切ることが出来たのだなとわかる一言なので何よりでした。
私は絶対にそういうことはするまいと改めて肝に銘じた次第で御座います。

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