2024.11.30
KZMさんが爆伸び中
木曜日、KZMさんと1時間のミットをやりました。
水曜日でのヤッチとのスコアは14Rで3ー0です。
スタート3ヶ月程度でこの点差はKZMさんのポテンシャルもあり、教えたことも復習もしてきたなと感じるくらいなので、KZMさんの頑張りが単純に凄いんです。
一方で私的にはそうなるようにしているので、当然と言えば当然です。
結論から言えば、やれば良いことはそう多くなく、「コレだけは」ということに徹し切ることの方がはるかに大事ということです。
以前のブログにも書きましたが、線になりすぎると怖さが無いので、どうしてもコレがあるといきにくいなと思わせる絶対的な点も用意する。
触らせないが大前提、後の先に徹するのか?先の後の先になるか?これで仕掛けてこのパターンは行く・このパターンは行かないをしっかり決めておく。
くらいの簡単な3点でヤッチやSGCさんを猛追しております。
百回言っても足りないくらい頭に擦り込んでおけと思っていますので、戒めのために書いておきますと、敗戦前ヤッチは高度なことをやりたがっていました。
ミットコードではない「普通のミット意味は無いです」と、試合前の練習で面と向かって言われたときは、その辺のアホがただガムシャラにやる普通のミットと同じように認識していることや難しいことをしないと勝てないと思い込んだり、コレ良いですよと送ってくる動画がヤッチと真逆のスタイルだったり、、、向上心が故にとはいえボクシングIQが退化していったことにショックを受けました。
じゃあ今のこのIQでもわかる他を考えようと思い色々探した結果エンジョイに出会ったという流れですww
・触らせない距離を出せる手の長さがある
この身体的特徴を持ったヤッチなら、距離さえ保てば8割方は安全を確保出来る、相手がミスをした一瞬の隙を狙えるスピードもあると何年も伝えていてコレかとヤッチに諦めすら感じましたのよ。
ちなみに私の机の横に敗戦の試合前、ヤッチに必要だということをプリントアウトしたものを貼ってあるのですね。
敗戦やKくんの敗戦を見たヤッチと話し合いの中でヤッチが独自で導き出した「こうなるとこうなるからコレが必要」の答えが、そのプリントアウトされていることだったので「おい今頃かよ」と思いましたが、気づいてくれて何よりですww
細かく説明しなかった私にも責任があります(=_=)
常識的には、KZMさんがこの短期間でヤッチとこの点差でやれてしまうことなんかあり得ないです。
エンジョイスタイルの練習が如何に凄いかということも想像に容易いですが、いったんそれはおいておいて??
KZMさんと敗戦時のヤッチとの差は思考にあると考えていましてね?
KZMさんはそういうもんだと思ってやります→ヤッチは納得しないとやりませんでした。
この違いです。
・納得したものだけをやりたい
これは無駄なものを省きたいというヤッチの考えからすると、正しいように見えますが。。。
経験をした上で取捨選択するという視点から見ると、マズそうだから食いたくないという、ただの食わず嫌いの理屈屋でしかなく、行動の遅い奴になる場合があるよ!ということです。
例えば??自分の敗戦やKくんの敗戦から導きだした答えが以前の自分がやらずに捨てた答えに至っている。
ということは??
解答用紙に写して提出するだけテストを→俺は納得しないから答えがどうであれ写さない!!!と言って赤点(負け)状態だった。
ということなので、これは余りに勿体ないよねと。
納得してからじゃ遅いときもあるよと。
ヤッチのお父さんはよく私にこう言います。
「聖也はコーチの若い時と一緒ですね!」
そうなんです。私もそれでだいぶ大失敗しましたので、ヤッチくんはそうはなるな(^^)v
私を反面教師の踏み台にしてエンジョイを究めていって欲しいなと思います。
KZMさんメインのはずがヤッチに向けた記事になってしまいましたww
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