2024.11.23
声を出し不随意筋を活用しましょ
前回、KZMさんは色々考えすぎてちょっと動きが無くなったと書きました。
昨日の練習で声を出すとパンチに速度が乗り距離も出るので、ずっとソレでいきましょうと言ったら・・・??
前回の不調を見た感じ、もう少し時間が掛かりそうだな??と感じていましたが、しっかりと一瞬で復調しました☆
声を出すと能力が上がることは昔から言われていることですが、色々調べて超簡単に言うと??
不随意筋の活用があります。
随意筋=四肢の筋肉など運動神経を用いて意識的に動かせる筋肉
不随意筋=臓器など自律神経を用いて無意識で動いている筋肉
どういうことか??
自律神経が司令塔である不随意筋というのは、文字通り「自ら律っする」と書くことでもわかるように、無意識だろうが何だろうが勝手に動いている筋肉です。
が、声を出すことで自律神経の解放が出来るようになり運動パフォーマンスが上がるようです。
神経どうのこうのは抜きにして超簡単に言うと、随意筋+不随意筋=W効果 と覚えてください。
これがKZMさんの体で起こっていたことです。
この効果が面白くてですね、例えば、一定の運動を繰り返す→疲労によりパフォーマンスが下がる→声を出す→一定の運動の開始時よりパフォーマンスが上がるという研究結果が出ています。
これは誰という話ではなく万人共通ですが、元気がない・自信がない・考え込んでいる状態の時は声も小さいなんてことがあるので、容易に納得できることだと思います。
となるとボクシングに限らず、やっぱり仕事もスポーツも何でも全てがメンタルなんですよ。
アホくさい根性論とは全く異次元の話でです。
スランプってほどでは全くないですが、仮に今回のKZMさんの動けなくなることを、ちょっとしたスランプと置き換えて考えると、技術的なことなんかほぼ変わってはいません。
たった一声で動きが変わり感覚を掴めたのは何が変わった??となればメンタルに行き着くので、本当にシンプルであり奥深く、奥深くありシンプルです。
PS
野球の世界ではイップスという言葉があります。
暴投したらどうしよう…
みたいなことを考えると、投げれなくなったり投球動作に入ったものの投げることが出来なくなったりというモノです。
私、これには昔から「は?」でしたのよ。
野球の世界にしかないイップスという言葉に、野球の世界の人だけが捉われてそうなっているというだけのことに何で気づかんのかな。。。という感じです。
これに似たダイエット時代の経験がありまして、食トレグループなんかで共通言語を作ります。
そのワードを先頭を切ってことあるごとに使っていくとグループ全体がそのワードを用いるようになります。
そうなればもうその価値観が判断基準になるので、勝手に自走し始めてくれるようになり、何をするにもどんなアドバイスをするにも入り方が違うので、めちゃくちゃ楽なんですよ。
イップスというダメな概念が存在すればソノにドツボにハマる人が出るなら??
ダイエットのためになる共通言語を作ればソコのツボにハマって痩せる人が出るはずということです。
逆イップス効果です。
結局は、壁に感じることを壁じゃなくしたり、概念自体を存在させないようにしたり、メンタルを保つことがダイエットでも何でも共通してくるコトだったりします。
毎日楽しい☆
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