試合後の土曜日はエンジョイ練習会でした☆
ヤッチくんはと言うと??
相変わらずRくんに一枚上を行かれる展開でした。
これが超絶おもしろいんですよ🤣
見てるだけで楽しくてしゃーない!!
…迫ってはいるけども、どうしても上回れないです。
それが何故なのか?私の感想を。
完全にメンタル面で後手後手に回ってしまうことが1つ。
どういうことか??
Rくんは誰が相手でも自分のボクシング。
ヤッチは相手によって変えるボクシング。
変わってしまうボクシングと言っても良いかな?
変えられてしまうかな?
最善なようでそうではない。
Rくんとやるときは切るか切られるかのような緊張感ですので、普段の挑発などはほぼ出ないか、出ても精度が低いことも要因の1つです。
変えられてしまい、挑発なども出ないし、出しても乗ってこない→やる必要を見出せない。
結果、手札を少なくされるという感じです。
ただ、練習でやっていることは間違っていないから迫ることは出来るけど?手札が少なくなるときに出た一瞬のスキを突いてくるRくんを上回ることが出来ない。
そんな風に見ています。
上記のソレが正解かもなと示す例があります。
Sさんという30代半ばくらいの選手が2週前くらいから参加しているのですが、その選手はめちゃくちゃやり難いのですね。
来ているメンバーから見ても一般的に見ても正直、身体能力は並以下、スピードも並以下→ただ、誰が相手でも同じボクシングです。
たまにではあるけれど誰からもコンスタントに点を取り、全国大会でも良いところに行く選手に勝ったりもします。
これが何を意味するか??
誰が相手でも変わらないボクシングというのは、崩せそうで崩せず、その焦りから相手が自ら崩れるという構図を生み出すことが出来るということが言えます。
しかも、Sさんには悪いですが、身体能力などに関係なく、相手の良さをガッチリ削ることも出来ます。
Sさんにヤッチは負けることは有りませんが、この相手にはこうと言っているヤッチも遠くから見れば、対応したと言えばそう見えるかも知れませんが、自分のボクシングを変えられている形になってしまっています。
私の予想ですが、知らず知らずに変えられているということに気づかない&その原因の根本が実は自分では対応と考えていることそのものが→その時点で対応するためにアレコレ考えさせられている後手後手だということに気づかなければ、Rくんには何回やっても1枚上手を取られるのは変わらないだろうと。
・RくんやSさんは→誰が相手でも変わらない対応
・ヤッチは→相手が誰かで変わる対応
・ほかの子は→相手がSさんだと乱される
ヤッチもRくんも対応力はあります。それは確かにあるんです。
ただし、よーーーーくRくんを見ていると、その対応がエンジョイの動画に出てくる型を引き出しとする精度が恐ろしく高い対応力。
敢えて言葉を悪く言えば、ヤッチは柔軟さによる思考からくるタイムラグが仇となる、その場しのぎの対応力。
その一瞬を見逃さないRくん。
という感じかな???
あと、これは後藤さんにも確認したことですが、距離が近い。
そして、何故そうなるのか?心を乱された瞬間にまだ暴力を垣間見ることがあると。
心の乱れが、そのままそれが距離に出て、そのパンチは暴力性を感じるとのことで…
ハッキリと武力と暴力の違いをわかっているのはRくんだけと言っておりましたぞ~!
距離が近い原因は普段の練習と私の声掛けにあるので、ココを意識していこうというのを書いておきます。
パラは遊び感覚で楽しいものなのだけれど、故に点取りゲームになり過ぎてしまう点があったなと。
なので遊びではなくコレが本番なら??の想定への意識をもっと強くしていこうということです。
上で言ったことにも共通していますが、SGCさんはこれで大丈夫・KZMさんはこれで大丈夫という慢心が距離を近くさせます。
普段の会員様との距離のままR君たちとやっている印象を感じたのですね。
では、実戦を想定すると言っても何を想定するのか??
私が思う試合が決まっていない時期の実戦への想定とは?
世界挑戦の試合の時、絶対に触らせちゃいけない状況の想定です。
まずはエンジョイの大前提の触らせないこと。
それを完璧に遂行することが自分のボクシングであり実践の想定なわけですので、相手がSGCさんやKZMさんとかは関係なし。
Kくんと最初にやったような、めーーーーっちゃ遠い距離→保てない場合は後ろを取って追撃OR遠い距離。
それが2人で話し合って決めたヤッチのボクシングですぞと。
最後にパラボックスについて。
結論から言いますと、パラは3点の取り合いっこゲームにあらず、0ー0目指し合いっこゲームですぞと☆
飛び込みセールス時代、断られた数が多い人がトップセールスだ!!ということを言われましてね。
その理由はサラリーマンをしていれば人に怒られたりする嫌なことは1日1回くらいだけど、飛び込みセールスは100人に会ったら90人には断られるという嫌なことが沢山あるから成長速度が凄いんだよ?だから売れる人になるんだよ。
そんなことを言われました。
ただ、一番良いのは断られないことだよねと。
これと全く同じのがパラですよと。
パラボックスはライトを点けるという明確な判定基準があり、勝ち負けによって敗戦から学ぶ→でも遊び感覚の中での敗戦&3点だから勝ち負けを他のボクシング練習より高速回転出来るし、何より楽しみながら学べるよ!というものではあるけれど??
エンジョイは貰ってはいけないという前提があるので、一番はライトを点けられることがお互いに無い状態だよね!?だから後藤さんは0ー0で終わるのが最高のパラと言っているんです。
0-0で終わり、凪の状態に見えるけれどそこまで持っていくには、凄まじい掛け合いと掛からな合いがあるので、絶対にそっちのほうがスキルは上がります。
エンジョイでの練習会でのヤッチは点を取られても取り返しには行かないですが、普段の練習ではヤッチは点数を取られると確実にラウンド内に取り返します。
その気持ちはトータルで見れていない、熱くなる、乱された、取れちゃうから取りに行くという慢心であり、実戦の想定とはかけ離れています。
エンジョイでの練習とジムでの練習との自分の違いに気付きましょ!
そしてパラは0ー0の目指し合いっこゲーム😉
今週の感想でした。