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新着情報

2024.07.25

ヤッチ練習記

柔軟なようで硬く、硬いようで柔らかいを目指したい。

そんなことを強く感じる、先週のエンジョイ練習会から今週の1週間です。


何度も言っておりますがヤッチくんはどうしても固執してしまうのですね。それが何に当たるかはヤッチの中に答えのパーツはあるはずなので言いません☆

イメージ的には、柔軟な考えや練習を知ったときに「柔軟でなければいけない」という「固執」が出て「硬さ」が出てしまいますw

答えはこれでこないだの記事に書いたやつなんだけどもww深く深く考えて何に当てはめるかは自分で考えてみて~

本当にかてぇ~んだか柔らかいんだか訓練中です(^^)



なんでこんなにしつこく言うか???



・・・私は確実にそこが今後のヤッチの生命線になると確信しているのですよ。

ヤッチのお父さんにヤッチに見える将来を語るとき私はいつもこう言ってきました。

「あの気の強さは鍛えられるものじゃないのでOKですが、真っ赤っ赤に燃えすぎるので冷静な青い炎が燃やせるようになれば絶対にいけます!青い炎のほうが温度が高いんです」

それが成されなければ何もなされないとヤッチが12歳の時から本気で思っていますのよ。

何故か??エンジョイを知れば知るほど・・・

スキルが出来るようになるのは体ですが、試合の時に貫徹するのはエンジョイメンタルだからです。

スキルを真似したけど結果を出せなかった人の共通点はマインド・メンタル1点だからです。




さて、ヤッチの失敗談を1つ。

以前、自分の練習を全否定され古い練習を押し付けられた過去があり、その時を境にヤッチは「臨機応変・柔軟に」という言葉を練習で使いまくっておりました。

以前と変わらないときがまだ出るから超越してくれ!!!と(^-^)

ヤッチからその話を聞かされたとき「ヤッチのアイデンティティも崩された」と全てが崩れていく気分になりましたし、試合に負けるまでの数年間、まさかその矛先が自分にまで向くなんても思わなかったのでショックでしたw

・・・臨機応変や柔軟にというのは、それはそうです。

どんな状況にあっても心技体のどれかでソレらを駆使して良い状況に持ち込めれば良いわけですので。

ただ1つ、その気持ちの出どころは猛烈な反発心からくるものであり、今で言う「エンジョイが足りない」(私が勝手に言ってる)というところが問題だったのですね。

まだ若かったこともあり、猛烈な反発心・臨機応変・柔軟に・に固執しドハマりした結果、具体的に言うと反復練習ができなくなり、距離が狂い、その根底にあるのは苛立ちでした。

その全てが狂った結果、エンジョイで言う「暴力」になり下がりましたのよ。

反復面は、全否定されたとき泣きながら私に電話してきた言葉の中に「反復練習」というワードが含まれていたので、その後の反復練習には拒絶反応が出ておったんです 笑

確かに、ワンツーフックをひたすらサンドバッグに打ち込む先輩が試合で練習の時と全く同じタイミングでフックを出した際に、思い切りカウンターを合わされてKOされたので、言っていることはわかるんです。

無意味な反復はそうなりますが、そうではない反復は必要というそこが一緒くたになってしまったのですね。

よくよく考えてみると、臨機応変も柔軟であることも、引き出しを多く作ることでその中から出てくるものであり「臨機応変の反復が必要」なことを欠いているように見えていました。



ちょっと話は逸れますが・・・

エンジョイに出会う前の私とヤッチの練習を簡単に言うと→相手はこう、だったらこうしてこうすればこれが当たる→それを3つ4つ用意して距離を保つだけ。

これは当時の私の持論ですが「より多くをやって出るものが薄くなり攻略されるのなら、わかってても崩せない3つ4つ+距離を徹底的にで良い」というものでした。

正直、それだけで行けるレベルだと感じていて、ヤッチが覚えているかは定かではありませんが、当時は「今はまだこれで大丈夫だから、独自の練習を確立していくべ」と、そんなことを話しておりました。

※そこをすべて1つも残らず体系化しているのが後藤さんのエンジョイスタイルです(*^^)v

・より多くをやって出るものが薄くなる→ミットコードで普通のミットじゃ有り得ない回数の反復が出来るから反射で出る
・相手がこうならこれが当たる→後の先・弾丸パンチとナイフ
・わかってても崩せないもの→弾丸とナイフ・スキル・
・あとは距離を保つだけ→触らせない

今思い返せば、片鱗はあったなというところにエンジョイを知って「ヤッチの目指すべきボクシングはこれだ!!!!!!!!」でしたw

・・・そんな矢先の全否定だったですし、それ以降は前述の通り「俺にも矛先が向いてることすら見えておらん!俺は味方だぞ!気づくまで待つべし!」からの「もしかしたら修復は無理かも知れない」を経て「負けたほうが早い」という感じでしたのよ(^^)/


話を戻します。

絶対に間違っていない!そこは私も全面的にヤッチ側ですが、完全にかというとそうではなく1つ言うとしたら??

自分に落ち度のないと思うこと自体が自分に99%落ち度が無いことへのたった1つの落ち度なのかも知れず、そう思うことで何かの糸口になり越えていけるぞ!!ということです。

4年間、悔しさを持ち続けて怪我にも腐らずにしっかりと練習は続けてきたけども??4年間も苦しんだのはヤッチくんキミだ!!そんな可哀想なことを自分で自分にしなくて良いのがエンジョイ!!ということを気づいてあげることが出来る冷静さは必要ということかな??と思いましてね。

ですので全てを許してみてはどうでしょう??

ヤッチは今、過去の負のバックボーンをひらりとかわせるかどうか??なのではないかと思って見守っています。

・絶対に許せない過去を持っている人→憎悪だけで嫌われて生きるだろう
・絶対に許せない過去をもうどうでも良いとなかったことにするだけの人→切り捨てるだけの人でいずれ孤独だろう
・絶対に許せない過去もなんとか許すことが出来てエンジョイできる人→エンジョイ人が集まるだろう

↑これは多分だけどね。

それを天秤にかけてどれが良いのか選択してみると良いと思われますぞ?

その結果、どう周りに良い影響を与え、自分が好転していくか?を感じることを試されていると思っています☆


真の柔軟であり、真の硬い信念を持っていきませんか~(^-^)



PS

これ、見方によってはコーチである私に落ち度はなかったんか?という風に見えてしまうかもしれませんが、、、

あくまでヤッチを客観的に見た場合、こう見えてたよ~の話です。あしからず。
 

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