2024.07.21
1つ1つピースがハマっていく感覚
その昔、選手クラスにはファイルに日誌みたいなものを提出してもらっていました。
古いボクシングマガジンから自分の好きな選手のベルトを巻く姿などを切り取り、ファイルに貼り付け、練習の感想や観たボクシング映像などを書いてもらっていたのですね。
観た映像には条件を付けていました。
・世界チャンピオンに限る
この目的は目を肥えさせること一点でした。
私、NBAなんかも大好きでよく観るのですが、その勢いのまま福島のプロチームの試合を観に行ったのですよ。
結果1回だけ観てもう行かなくなりました。
NBAはプレーオフという、野球でいう日本シリーズみたいなものばかりを観ていたので、目が肥えてしまい素人にしか見えなくなってしまったのですね。
であれば、キッズというキャリア初期に世界レベルだけを観ることで「凄いと感じる常識の底上げ」が出来ると確信していたのです。
最近では、先日の後藤さんの秘蔵っ子のエンジョイスタイルを観てから→ある格闘技を観に行ったのですが…
格闘技にこんな言葉を使って良いのかわかりませんけども、エンジョイという新しい色眼鏡をかけて観ると、あまりにずさんなスキルに1R3分ですら観れず帰ってきました。
命かけて努力をしてきた選手に失礼だとも言われそうですが、私は断じてそうは思いません。
ヤッチのことを高く見積もって身内贔屓してるとかそんなレベルの話ではないのですよ。
それこそ命がかかってるのだから努力は正しくが前提だと思うからです。
例えば、安いからスーパーで米を買ってきてと頼まれて→一番高いコンビニでパンを買ってきたけど?交通量も多かったし事故る可能性はあったし走って買ってきたから努力は認めなよ!!
これが会社から頼まれたお使いなら「ポンコツ」で終わりな話ですが、それと何が違うのでしょうか。
格闘技ならこうなります。
チャンピオンになりたいから正しい練習をしようと考えて→対極にある練習を身に付け?実際殴り合ってるし死ぬ可能性はあったし、全身全霊全力を注いでやってきたから努力は認めてくれ!!
会社でいうポンコツと全く同じです。
それでも命かけてやってんだよ!!!と過程を全てすっ飛ばした発言をするということは、どれほどの勘違いなかというと?
命を賭けて絶対に当たらない宝くじを全速力で買いに行ってるけど→そもそもその売店に当選くじは無いよ??に見えますのよ。
確実に当たらないのに、命かけてる!努力は裏切らない!過程が大事!がんばったことは財産!いつか当選するときが来る!
いやいや、だからさ?当選くじは無いって言ってんじゃん??という話です。
さてさて、一時ですがヤッチは日本の選手の動画を送ってくるようになりました。
私はろくな反応もしなくなりました。
なんでこんなもん見るんだろうと思っていたからですw
が、最近はまた超一流な動画を見せてきては「これやりたいですあれやりたいです」と言ってくるようになって、とても嬉しいです。
昔から言って来たことが後藤さんとの相乗効果や上位互換によってパワーアップしているヤッチを観ているのは何より楽しいことです★
超一流をみて超一流になっていきましょう(^-^)
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