2024.06.12
言い訳に過ぎないと見える
基礎を徹底的にやるのが結局は一番伸びる。
最近はコレすら言い訳に見えています。
ソレさえ言えば誰も否定はしてこないですし、そうだそうだと賛同を得ることが出来ますのでね。
ただ、指導者がこれを言ってしまうことは、ソレさえ言っていれば安泰ではあるという意味では意図せず「それ以上考えなくても良い言い訳」をしている状態となっているかもねと思うようになりました。
ダイエットジムで40キロや30キロも痩せる人を次々に出していた頃を振り返ってみると「もっとこうしたら良いんじゃないか?」を突き詰めておりましたし、一応、ベースとなる思考ややり方はありましたが、行き着く先はいつも新たな境地OR○○さんの場合こうしたほうが良い。でした。
その一方で、エンジョイボクシングの基礎とは?と考えると、ミットコードなどで複雑なものを基礎に入れてしまえ!という考えが出来れば基本構造は「積み重ね・反復練習」と一緒ですが、スタイルの違いからのその先が有るか無いかだけの違いだったりします。
さてさて、2~3回前で書いたように、34分間ミットコードをつなげるやり方ですが、メイウェザーの練習を見て少し違うものを間に挟む仕様に変更しつつ、本日は25分~30分未満くらい続けることが出来るようになってきました。
何故、メイウェザーがそれをやるのか?やった先に何があるのか?をビチビチに感じることが出来るので、これまた楽しいです★
運動論的には休憩なしで長時間動くことというのは、効率の良いこととはされていません。
が、目的は脱力、無意識での反射、無意識での反応なので、長時間続けることで疲労により脱力しちゃう状態にならざるを得ないのですね。
※よく休憩は短くというジムは多いですが、休み時間を短くすればスタミナが付く!という単細胞なものとは違います。
ヤッチとやっていて感じたことですが、もう意識的にコンビネーションを思い出すこともありませんし、ほとんど力を入れずに動くことが出来るようになってきました。
試合中は「あ!今だ!このパンチをあのフォームで打とう!」という暇はありませんので、疲れた状態でも体が反射的に動くことへの積み重ねを、まずは頭でコンビネーションを理解し、体で徹底的に反復するミットコードはめちゃくちゃ有用さを感じています。
体だけで覚えてしまうと体力がなくなったときに何も出なくなるので、体は反射・頭は冷静な思考が出来る状態を保つ訓練をしたいのですよ。
レベルが上がれば上がるほど頭脳戦になり、リアル将棋やリアルチェスになっていくイメージなので、反射で出るクオリティを上げることを徹底的にやっていきます。
私的な次の課題としては、疲労を感じるまでが早いのでそこの脱力とスタミナはやっていきながら付けないとな~!で御座います。

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