2024.06.10
絶対の境地
ヤッチともう一回頑張っていくにあたって私が念を押したの中に下記があります。
100%の理解をしてくれ!99%でもダメ。
いずれその1%は必ず空中分解に繋がるし、それは年数が経てば経つほど大きな開きになる。
しかも、その大きな開きは土壇場で出る。
それが理解出来ず100%に思えなければ自分の方法でやっていけば良い。
そんなことを言いました。
先日、パラで一緒に頑張っている子が負けました。
1Rは良かったけれど、2Rは前に出てKO負けです。
Gさん曰く、何も知らないセコンドが前に出なきゃ勝てないと言ったんだろうと。
その子を悪く言うとかではありませんが、事実だけを客観視すればこれが100%と99%の差だということで、土壇場でその1%が顔を出したということです。
もちろん、選手はセコンドの指示に従いますし、それが勝利に繋がると信じてやっていることですが・・・
パラでやったことを100%信じることが出来ず勝利に固執した結果、判断を誤ったということなのですね。
先日も書いたかな?
高2のインターハイ。
教員ではない私はセコンドに付くことが出来ずヤッチに「セコンドに何を言われようが無理に打ち合うな!負けても良いから!」と言って、ヤッチもソレをしっかりと守ってくれましたのよ。
贔屓目無しに見てヤッチの勝ちは無いけど?ボコボコやられたわけでもなく無傷で終えた試合に私は現段階ではコレで良いと満足していました。
なので、ヤッチにそういった心配はしてはいませんが、念には念をねw
Gさんの言葉で言うと絶対の境地。私で言うと100%の理解が必要なのですよ。
先日の試合前までの私とヤッチの関係性に絶対の境地も100%の理解もありませんでした。
お互いが99%の不信感と1%の理解ですww
その理解1%があったのでここまでこれたというのもありますけども、もう負けは1度で充分ですww
…どんなに状況でも絶対の境地と100%の理解があれば、精神を乱されること無く判断を誤ることなど出来やしません。
打ち気、勝ちたい欲、それが強すぎるということは、お金欲しさのあまりに犯罪を犯し判断を誤ることと同じです。
Gさんはよくこういいます。
パラボックスは勝ち負けがハッキリして負けを突き付けられる。
その一方で試合は勝ち負けじゃないと言います。
私の解釈ですが、パラでは3点先取の短期決戦、勝ち負けを通じてスキルやメンタルを究極に鍛え上げ、試合で欲に駆られたり惑わされることなく発揮されれば、負けるはずがないし、倒す武器もある。
短期というところがミソでして、話は変わりますが→飛び込みセールスはメンタルを鍛え上げるのに数十倍の効果がある!というの言葉があるのですね。
例えば、普通に働いていたら嫌なことが起きるのはせいぜい1日1回くらいですが、飛び込みセールスは1日に100人以上に断られたりするから、嫌なことと思わずに考えて越えればメンタル成長速度が速いと言われているのですよ。
パラボックスをやるだけであんなに伸びるのは、短期的に勝ち負けがあるので「思考する回数が圧倒的に多い」そういうことだと思っております私は。
多分、Gさんもそういった達観からのそのワードだと思っているのですね。
3分だけど1秒の積み重ね。
何も起きない時間を長くして、何かを起こそうとした相手の一瞬の隙を突けば良い。
ヤッチが試合後に反省点として言った「何かアクションをしないとと焦ってしまいました」と言ったその逆を1秒、2秒、3秒と積み上げていく、その冷静さとそのボクシングへの絶対の境地が必要だなと思った次第であります★
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