2024.06.01
基本のフォームってなんなんだろう
ボクシングには基本があります。
右利きの人であれば右手ガードは頬の位置、左手ガードは目の高さ。
コーチからの指導と言えば、お前は不器用なんだからガードが高ければ、もし避けられなくてもガードに当たるから高くしておけ!!です。
パラをやれば一目瞭然ですが、不器用なタイプに当たるHさんが上記の構えの時は3点先取のストレート負けばかりだったんですのよね。
※パラは3点先取で試合終了です。
それが構えを変更してからは数点ではあるけれど加点できるようになったり、Sさんも構えを変えてからの進歩はこれまでの記事の通りです。
もう覆しているんですけどぉ~ん??ですww
まず、避けれない前提があるならば、避けなくても良い距離のところに身を置く前提があれば良くね?が欲しいのですが、、、
多分、避けれない前提がある以上、離れていても来られたら避けれない→となっているのだな?とわかります。
実際やってみると構えの違いで出る距離の違いは30センチ~50センチくらいですが、いくら速いヤッチのパンチでもしっかりと反応が出来るので、加点には至らないパターンが多いのですよね。
ガードが目の高さまであると、これまた自然に手の届く距離が遠く感じてしまい相手に近づき過ぎますし、目の高さをガードで覆うことで反応が遅れます。
・・・どこが基本やねんと思います。
基本をバカにするとかではないのですよこれ。
そもそも基本じゃなくね?という話でしかないので。
ガードが高いということは、顔には貰わないけど腕には当たっているということで、相手からすると腕にでも当たれば「もう少しいけば顔に当てれる!追えーっ!」となるのが、ボクサーです。
逆に顔に貰ってなくてもガードの上から貰ったパンチで「こいつパンチ強っ!」という情報をインプットしてしまうのもボクサーです。
この2つで精神的優位に立てるのはドチラですか??という話ですし、ボクシングは心理戦なので言わずもがなです。
昔からヤッチに言って来たのですが、勝ち気過ぎる気性を抑えて距離感が付けばヤッチは世界を取れる!が現実化してきてるようで興奮しますww
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