2024.05.24
パラボックスの凄さは野球でいう表と裏の裏だけを最小限の努力で作ると同じこと
タイトルで結論を書いておりますが、そういうことです。
パラボックスを見る限りヤッチはまだまだ認識が若いので、まだ試合は早いかなと思っています★
プロとして成長した姿を見せたい、前回の試合の気持ちを自分でも払拭したいなどの気持ちは痛いほどわかりますが、ヤッチとの練習の中で「攻めなきゃ・勝ちたい」が強いなと感じている今はまだ早いと感じていますのよ。
先日、室伏広治の本を読んだのですが、身体能力や日々の鍛錬が100%に近い状態で発揮される一番の条件は「無意識の中の脱力」と書いてありました。
イメージしやすい言葉で言うと「火事場のバカヂカラ」です。
となると??勝ちたい!!という有意識アリアリで能力発揮の本質から遠く離れた場所にいる状態なので、ヤッチくん焦るな大丈夫だから★
さて、本題のまえにもう1つ。
ボクシングは強い者が勝つのではなく、勝った者が強いという言葉があります。
これこそが私は本質であると考えておりまして、勝った者が強いのであれば強くなろうとはしなくても良い=強さを求めるのではなく負けなさを求めれば良い。
ということになるからです。
皆が強さを求めますが、ヤッチだけはそうじゃなくて良い。
1人だけ違う土俵に出たら見える景色が違うということに気づいてほしいです。
例えば、野球の選手だったけど→やり投げの選手に転向した瞬間にその道での実力者に上り詰めるなんてことは聞いたことがある話だと思いますが、違う土俵のから来た人は常識が違いを上手く競技性にマッチすることが出来て相乗効果が生まれたから強い!!ということがあったりします。
だから皆と同じ土俵に乗らなくて良いのです!!
というわけで本題を成長記録として私目線で記しておこうと思います。
まだまだ認識が若い、、、についてですが。。。
それが色濃く出たのが前回の記事にもあったように→Sさんに4敗1勝1分だったことが論より証拠の有言であり、殴り合いをしたらSさんは死んでもおかしくないレベルですが、パラでは勝ちました。
強いのはヤッチですが負けたのもヤッチです。
その後は無敗でしたが、4勝されたことを試合であればKOパンチと位置付けると完全にアウトなのです。
もう1つ、一昨日の練習の1RめにHさんに開始早々取られた1ポイントです。
ヤッチがポイントを取られるのは大きく分けて2パターンです。
1・先手OR点取りに走り距離が近く反応できなかったか?無反応だったとき
2・遊びの部分と相手を弄ぶ部分を間違い、油断したとき
負けないボクシング、後出しジャンケンは絶対に負けない、避けて打つ、打ったら避けるという大前提により「まずは負けを無くしておく」ではなく、点数を取りに行った結果取れない→その場に留まってしまい、自分も取れるけど相手も取れるときにだけ点数を取られています。
ここで私がヤッチに思うこと→攻め気など作らなくても相手がミスをすれば手が出るのがボクサーであり、その時にタイミングを見誤らずに一瞬の隙を刺せるのがヤッチだから安心せい慌てるでない(^^)です。
↑がどういう状態かというと??
例えば、ヤッチがピッチャーだとすると?今、ヤッチの認識はこうです。
・ファールなら点数が入らないからセーフ→バットに当てられた時点でアウト
・3球三振だぜイェーイ→3球振られたなら、イケルと思われて振られている・当たる可能性がある・自分のスタミナ消費があるからアウト
・ヒット一本ならまだ取り返せる→その一本が次打席の駆け引きに響くのでアウト
多分ですが、これが日本ハムファイターズの新庄監督が就任時に言っていた、2年間は優勝なんか一切目指しません。ディフェンスを重視し1対0でも勝てる野球ですね。
そこを理解できるかどうかが優勝のカギなので、それが浸透するまでの2年間は勝ち負けにこだわらないという、新庄監督ならではの天才こそが故の周りには理解不能の発言だったはずです。
プロ野球OBなんかは糾弾していましたが、、、ね。
野球で最短で裏を取るには??
・3球だけ打たせて取るピッチングで3アウトチェンジ
となります。
これをボクシングに置き換えると??
・触らせもしない、かすりもしない、運動量は最小限→この3つを徹底させるのを前提として→打たれるのではなく打たせて迎え撃ち。です。
また野球に話を戻します。
ディフェンスに特化した結果、自分のターンである裏(攻撃機会)がすぐにくるので、やはり攻撃したければディフェンスへの意識に特化することが得策なのですね。
能ある鷹は爪を隠すです。
パラは50対49で勝つことも、50対20で勝つことも、50対0で勝つことも良しとはしておらず、最低0-0のドロー・1-0で勝つほうがダメージも無くスマートですよねという考え方です。
50対0であるならば1対0で終わらせてあげましょう☆49は無駄ではないが、49回攻めたということは?49回の危険性があって危険性がいつ爆発するかはわからないという危機管理能力が必要です。
ヤッチの中でまずは0-0で動きが無い展開だとしても「練習段階では、何も起きないなら何も起きなくて大いに結構」&「それが最高、勝ちたいがために危険を犯して負けるよりマシ」という考えが出たときにヤッチは大化けすると確信しています。
・・・それだと見てる人は面白くなくない??という点は、1瞬の隙を突き、倒せるスピードは既にあり、あとはそういう打ち方があるので体得できるような練習をしていきます。
ヤッチはこのパラボックスの本質は見極めているのは確かだけれど??
実際にそれが出来るかどうかというのは、性格との兼ね合いもあり成長段階です。
ココがヤッチのテーマになるところだろうなと楽しみに観ています★
PS
昔々、たくちゃんと当時の会員の女の子と仙台のコストコに行ったんですよね。
その帰りにめちゃくちゃオシャレなカフェがありまして、女性会員様が行きたいということで入りましたのよ。
で、私はアイスティーを頼みましたらビックリするくらい美味かったのですよ。
会計時に私は聞きました。
「紅茶めちゃくちゃ美味かったです!どこの紅茶ですか?」
「あっ・・・午後の紅茶ですぅ・・・」
私はケツに火が付いたかのように顔が赤くなり恥ずかしさMAXで皆で爆笑しましたが、皆さんはそういう経験ありますか??
今思い出しても恥ずかしくてしゃあないので、そんなエピソードをトレーニング時に聞かせてください。
せめてもの救いは機転を利かせたお姉たまが「でも業務用のものなので濃かったんだと思いますよ♡」と言ってくれたことです。
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