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新着情報

2024.05.09

井上VSネリ 私的解説

いや~~~もう2日経過していますが、未だ興奮冷めやらぬ状態です。

ボクシング界の全知全能の神は井上だなとさえ思いますwダウンしたけど★


さてさて、今回の戦前の勝敗予想は「井上のKO勝ち。ただネリの勝機が無い訳ではない」でした。

あ、、、なんかこういう予想って後から取っ手つけたように「俺はこう思ってたんだよになってしまうので、予想から書きます」って言ったような??

今回はちゃんと戦前にジンくんの前で「井上が貰うとしたら左フックだけど左フックはお互い危ない!けどフック勝負なら井上に分がある」を予想しておりましたので許してね★

次回は忘れてなければ展開予想まで書いてみようと思います。

・・・なんか今まで競馬の予想とか結果を開設してた人を見て、何が楽しいんだか??と思ってましたが、めっちゃ楽しいねコレww


話を戻します・・・ネリにも勝機が無い訳ではないと言った理由がこの左フックでして、その理由が2つあります。

1・ネリは距離を取るタイプに詰めるのが上手い&アッパーとストレートを縦軸のパンチとした場合、ネリの得意パンチは横軸であるフック系が得意。

距離が詰まった展開の場合、縦軸と横軸との勝負ではフック系というのは圧倒的に回転力に勝り、威力も高いのでここに勝機があるか?と感じたポイントです。

ネリがタイトルを取った試合の相手である山中もストレート&アッパーを遠くから打つタイプでしたし、他の外人選手との試合を観てもネリは「距離を取る選手&縦軸系パンチャー」にはすこぶる強く、相性が良いのですね。

ネリが負けた試合なんかはネリに近づけることなく&近づいても接近戦がネリより強いということがあるので、距離を取るか取られないか?

このシーソーゲームで見た場合、下の階級から上げてきた井上は体格の振りが距離の遠さに直結している&井上も距離で戦いたいタイプ(全部凄い強いけど)なので不安要素が残ります。

ということがまず1つ。


2・1回目のドネア戦でドネアの左フックをクリーンヒットで貰ったパターンは全世界のトレーナーが「井上の弱点」として対策している&ネリの得意パンチは左フックということが重なると??

これは2000000000%狙って来るであろうということ。

井上は基本に忠実なので、距離が近くお互いに腰を落としている状態→1発目はほぼほぼアッパーで相手の体を浮かせてから→相手の状態を崩して何かを打ってきます。

その時に自分の体も起き上がり、ガードが下がるというかガードより頭が上に伸びてしまうのですのよね。

ドネア戦もネリ戦も接近戦→体が伸びた→死角からの左フックの被弾です。

伸びあがってガードが無い+フックの当たる距離になる!それがドネア戦でクリーンヒットになった要因だから→ネリはしっかり対策して距離が近くなるとしたら??やばいぞ!

というのが2つめ。


試合は1R目に井上がダウンをしましたが、モロに↑の予想と被りまして、私はかつてないほどの緊張感に包まれましたw多分全世界のボクシング好きがだけどw

ただ、そこからが本当に凄かった!全知全能は違うんだな…いつも予想を超えてくるな…ヤッチもそうだったら良いのにな…とか複雑です(^_-)

2R目から、しっかり左フックを貰わないように右ガードを上げて遠すぎないミドルレンジでの距離を取り直しましたのよ。

顔にグローブをしっかりと付けてガードが下がらないようにしております。

そこからストレートを出していましたでしょ??

実況も「ノーモーションのストレート」とか言ってたやつです。

アレが今回のミソだったなと思っていましてね?

顔にくっついてたグローブをそのまま出すだけなので、威力は無いのですがモーションは消せるのですよ。

あのモーションなしのストレートはネリには反応できないのです。

というのも、ネリは距離を取るタイプにはすこぶる強い!!と上記で言いましたが、それが何故かというと??

ネリは相手のパンチに反応し、パンチを搔い潜って懐に飛び込むのが得意→なんで反応できたの?距離が遠いから見えます。です。

距離が遠いから見えていたのに、ロングレンジではなくミドルレンジからのノーモーションには反応がしようがないのですね。

という感じです。

2R目は井上も左フックはもう完璧にタイミングを読んでいましたので、ウィービングで回避→ノーモーションのストレートが不発だったとしても→ロールというパンチ後のオジギみたいな動作で完璧に外しておりました。


左フックはお互いに危ないけど、フック勝負なら井上に分があるについては、、、

・ネリも左フックは得意だけど打ち方はワンパターンで→ガードを下げて力強く打つことに重きを置くメキシカン特有の打ち方癖がある

→ワンパターン&ガードが下がるネリ


・井上は遠いところの引きながらの左フックもある(1度目のダウン)&接近戦で左フック勝負となれば、ワンパーターンかつガードを下げてフックを打つネリに対し、ネリの左フックを警戒している井上は右ガードを上げたままとなると??

左フックを顔かボディにしか打つしか無くなる→井上はガードを上げる ネリはガード下がる  という感じです。 (2度目のダウン)

→距離別のフックという引き出しの数&ガードが下がらない&狙いパンチが同じ であるなら井上に分があるのですね。


ちょっと待てよ?さっき接近戦になるとアッパーから打って伸びるって言ったじゃん!と思った方!鋭い!!

井上の凄さって正にそこでして、同じことを二度ヤラナイんですのよね。

いやいやパンチ貰ったんだから2度もやるわけないじゃん!!じゃないんですのよ。

試合中ってやってきたことが通用しない!となっても、体が反応してしまったり、それに固執してしまったり意外と作戦というのはハマればOKだけどハマらなければ沼だったりしますのよ。

特に、多いのが「体で覚えさせる」ということをし過ぎた選手の場合です。

・このフォームはキレイだから!
・このフォームは力が入るから!
・何万発も打てば勝利につながる!

これが典型ですね。

というのも??

選手のある程度の理解があった上で、何故やるのか?→実際に動けるようにする→何故やるのか枝葉も見える というように「頭→体→頭」への完全なる染みこませや積み重ねが無いと??

・これが通じないなら次の手を!!!になれないのですのよね。

それがないと試合はあっちゅう間に終わりますww

しかも、ここに本人の性格も相まって名言好きや変な熱さが混じると「やってきたことを信じろ」とか・・・信じるか信じないかが大事なんじゃなくて、通用するかしないか?通用することだけ信じれば良くね?状態になってしまいます。


また話を戻します・・・ネリを二度目にダウンさせた左フックって、普通の見方をすれば左フックのダブルという見方も出来ますけども、アッパーをあえて打っていないのですよ。

スローで見たら右ガードが落ちないように注意しながら→「流れで打つダブルのフック」ではなくて、しっかりガードと状況を見て左フックを1回ずつ打ち込んでいるのですね。

ワタクシメは鳥肌が立ちました。

ボクシングIQ全知全能はこうなのかと(・∀・)


興味のある方は↑に照らし合わせて是非とももう一回観てみてください☆

マジで凄まじい知能戦と技術戦ですぜ(^.^)


もう眠れんですわな~(*_*)




PS

ヤッチの家で観戦したのですが、中学生の時かな?ヤッチのお父さんが作ったツナマヨおにぎりの味が忘れられないという話をことあるごとにしておったんです。

マーーーージでどこのツナマヨおにぎりより、圧倒的ダントツにメチャクチャ美味いんですよ★

シーチキンをケチったコンビニおにぎりなんぞ話になりません。

あまりの美味さに、ワタクシメは平気で当時中学生だったヤッチの弁当のオニギリを奪って食うだけに飽き足らず、今度から弁当のときはツナマヨをリクエストせい!ゼッテーだぞ!と言っていたんですww

・辞めてください!俺が食う分無くなるじゃないですかー!

・うるせー!どうせ何食ったってお前なんかガリガリなんだから食っても食わなくても同じだろうが!!美味すぎるのが悪い!よこせコラ!!!

こんなこと言った覚えがありますww

↑我ながら大人げないって笑えますなwww


そしたら、なんと!!お父さんが作って待っててくれたのですね☺

しかも、ボクシング観てる間はメシを食うのを待っていてくれるという(^^)

甘えちゃったこと言いますけども、やっぱりね、人様の家ってめちゃくちゃ気を使いますが、ヤッチん家は居心地が良いんですのよw

至れり尽くせりに感謝です★

お父さんご馳走様でした!めちゃくちゃ美味かったです(^^)/

・・・また作ってくださいww

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