2024.05.01
基礎の話
先日、仙台までキックのイベントに行った話はしたっけかな?
ワタクシメはその試合の数々を観て「基礎の限界」コレを感じました。
メインイベントに近づくに連れて、選手がアップ時にする何気ないシャドーに差が表れます。
フォームがキチンとしていて基礎を感じ取れるからです。
試合中のセコンドからの檄も「基本から基本から!!」などと叫ばれておりましたが・・・
私的には「いや、基本が当たってないんだから違うパンチからいくように指示しない意味が分からん…」と不思議でした。
基礎のクオリティと勝敗は比例しません。
まっすぐ打つ、それは正しいし否定はしないけれど、ソレだけじゃダメだということを目の当たりにしておる状態です。
バカの1つ覚えで愚直に前に出て、そんな選手には拍手喝采でしたが・・・私はこういう無策の選手は好かんのですねw
いやいやいや、アクセル踏むだけなら3歳でも出来るよねって話ですが、なんでそんなもんに拍手なの?だからです。
結果は伴わなかったけど頑張ってるじゃん!!じゃないんですよ。
結果が伴わないには原因があるのだからしっかりと追求をして、次に勝ったら褒めてやれよという話ですし、負けて褒められるのは選手のためにはなりません。
話は逸れましたが・・・
基礎をググると→基礎=知識・技能とありまして→基本=認識・価値観とあります。
基礎=身につけるもの
基本=確認していくもの
なるほどなと腑に落ちます。
今まさに試合しようとする、または試合中の選手に促す指示や選手自身がする上記の2つに何の意味があるというのか??
さらに基礎・基本の対義語を調べると応用と出てきます。
結局は動いている人が相手なので、基礎と応用がセットじゃないと全く意味が出ないのだなと分かります。
私が長年、疑問視していた基礎が大事というのは合ってるけど違う。
これがようやく解決されました。
サッサと基礎と基本の違いをググレバ良かったww
基礎=身につけるもの だとしたら、1つじゃなくて良いよねってことが言えるからです。
基礎がたくさんあれば負けないでしょってことね。
世界の名だたるボクサーとド素人の戦力差ってなんだ??と考えてみると「出来ることの量の差」に行き着いているのですね。
というわけで最近のヤッチの練習ですが、上手い選手のステップやパンチを1つ1つ抜き出して80種類くらいをひたすらやり続けるということをしていたのですね。
レベルの高いことを1コマとして抜き出し、それを難しく考えずに基礎としてひたすら基本的な動きをインプットする作業です。
そこからライト付けゲームで実践的で出るかどうかアウトプット度合を観ていますが、マジでオモロイくらい伸びるのですよ(^^)
基礎は増やすものです。

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