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新着情報

2023.07.26

いのうえがすごい件

おはようございます☆しんごコーチです★

昨日は全世界のボクシングファン注目の井上の試合でしたね☆

いや~凄かった!!!!

ヤッチの家で観てたのですが、あまりの興奮にせっかく久しぶりに会えたお父さんとあまり話さずに帰ってきたのを後悔していますww


という訳で、ワタクシメの感想というか解説を。

フルトンはかなり後ろ重心(上体の後傾)な印象でしたが、これは井上に距離を詰めさせないでアウトボクシングする戦法だということがわかります。

そして、フルトンは井上の前足のすぐ目の前に自分の前足を置くことで、井上が距離を詰めようとしても足が当たって詰めにくい&自分が攻めるときは相手の足を踏んでバランスを崩しながらいけるようにしていた感じです。

井上はフルトンのジャブの距離や速さとタイミングを1Rで把握した印象。

ここで井上が凄いのが、ジャブをフルトンのボディに打っていたということなのですよ。

フルトンは上体を後傾しているので→顔は後ろにあるけどお腹は前にあるから→お腹にジャブを打っていったのですね。

と…ここまでは普通っちゃ普通なのですが、何が凄いかってコレをされるとフルトンがしたいことの邪魔になることが沢山出てきちゃうのですよ。

→フルトンは後傾で距離を取り→井上のミスを待ちつつコツコツ当てておきたいけども??

1・お腹を守るために状態を前傾にする必要があるORそうなってしまう

2・後傾を保つことで井上の強打を食らわないように足を使う作戦だったのに、前重心ではバックステップが遅れるので足は使いにくくバックステップするタイミングにズレが生じる

↑この2つが揃うとどうなるか??

井上から遠かった顔が近くに来る→ガードの上からでも構わず顔を叩ける→叩かれたらパワーにビビる→フルトンは距離を取るのではなく取らされるという相手の手中での動きになり後手後手に回る

ここまでは1~2Rまでです。


というのが、ワタクシメが観た1~2Rの感想ですが、もう1つ鳥肌が立って「もう井上の負けはない」と感じた点がありまして。。。

3Rめからフルトンが距離を詰めて前に出てきたのですね。

この瞬間にほぼほぼ勝ちが決定したなと鳥肌が立ったのですよ。

なんでか??

フルトンの作戦を打ち破っているからです。

フルトンは今までの試合では見せなかったくらい過剰な状態の後傾で後ろ重心により、遠い距離を制すことでポイントを集める作戦だったはずですが、1Rが終わったときに「自分が下がれば井上はお構いなしに打ってくる&これは12Rはさばき切るのは無理だ」と感じたのか?

2R中盤から徐々に前に出始めて→後ろに下がることが通用しないなら前に出ることでパンチを殺そうと思ったんだろうな??と・・・

前に出てきて欲しいのは井上からすれば作戦通りなので好都合という感じです。


遠い距離でアウトボクシングをするフルトンに、井上のほうが実質アウトボクシングをして前に来させたというポイントも忘れてはいけませんw

ここでまたボディへのジャブが出てくるのですが、ボディへのジャブというのはキックボクシングでいうところの距離を取るための前蹴りみたいなものなのですね。

※前蹴りは「こっちにくんな!」的にまっすぐ前に足を蹴る技です

フルトンがこっちにくんな!をしたかったのに、井上がそれ(ボディジャブ)をやるとフルトンは反応できずに自分だけが当てられた気になる→当てなきゃ!となって前に出てしまうというように心理戦でも相手にならないレベルだったのですよ(^^)/


そして、もうこれは「それが井上だから」としか説明が付かないのですが・・・

7Rめは、芯は食わないけどもフルトンのパンチのタイミングがバッチリだった場面もあったのですね。

あのタイミングで貰ったらさすがにヤバイいと感じる7Rめでした。

8Rは大丈夫か??と思っていた矢先→しっかりと伏線を張っていたボディジャブからの顔へのストレートでした★

もう、なんでそのタイミングでそれが出せるの??それが井上だから!!

ってくらいあの1発で勝負は決まっていましたからねぃ!!!!!

もう絶叫でした私はww


もうねボクシングトークは止まりませんので、もう1こ良いですか??ww

技術戦でもパワーでも負けないと言っていましたが、フルトンは変則的かつサイドへの動的なスキルを持ち→井上は基本に忠実でどちらかというと縦の距離感という意味でのスキルを持っているのですね。

※井上はどっちも出来るけど、どちらかというとねって話です。

これも煽り映像でフルトンが言っていたのですが「彼は強いけど同じ動きしかしない!スキルは俺のほうがある」というのは→基本的に井上はワンツーやワンツフックという基本的なことを距離を支配することによって当てていくという↑のことを言っていて、そこに勝機を見出し→相手が縦の動きならフルトンは横の動きと体のサイズでいけるって感じだったはずなのですよ。

が!!!!

1~2Rで井上はフルトンが左に回ると大きなオーバーハンドや普段あまり見せない右フック系を振り抜いていたので、早々にフルトンは左回りが出来なくなっていましたのよ。

じゃあ右回りをすれば良いじゃないか??というとソレも出来ないのですよ。

井上から足を使って距離を取ることで勝とうとした選手は全員が左ボディを食らってKO負けしているので→左回りするとこうなる!!とフルトンは研究し分かってたはずなので右回りも左周りも出来なくなってしまうのですね~

となると、結局は左右の勝負も出来ず、井上の得意な縦の距離で戦うしかなくなるわけですので、前半に見せた→フックですら伏線だったという話なのですねぅ(^^)

結局はスキルでもパワーでも圧倒したボクシングファンなら鼻血が出るほどの試合だったのですね★

いや、、、、最高('◇')ゞ眠れませんでした★



PS

試合はヤッチの家で観ていたのですが、数時間前にヤッチのお父さんに「お邪魔します」と連絡を入れたのですね。

にも関わらずお父さんは飲み物や焼肉のを用意してくれて、試合が始まると「どうぞどうぞ」と試合に集中させてくれたり、休憩中にパッと後ろを振り返るとグラスの氷が新しくなっていたり・・・

本当に至れり尽くせりで有難かったです( ゚Д゚)

昔からですが、いつも突発的に行ってメシ食ったりお風呂入ったりして、練習やボクシングにも何にも言わず見守っていただけて→ありがたいです★

ヤッチは何が何でも世界を取らせます★★

ご馳走様でした!お邪魔しました★
 

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